手段に飛びつくと溺れかねない

下流の工程は面白いんだけど、上流工程をおろそかにすると滑るだろうなと思った話です。

今日、こんな記事をよみました。

https://liskul.com/community-marketing-94397

ここ最近「コミュニティ」とよく聞くようになりましたし、自分自身もコーチのコミュニティに加わってます。

なので、かなり身近な言葉になりましたし、世間的もそう。

ビジネスに活用されるのもさもありなん、と感じます。

この記事で紹介されている事例の数々は、コミュニティの構築から運用まで、かなりうまくやっているんでしょうね。

もちろん、色々な問題や課題はあるでしょうし、舞台裏は壮絶に違いありません。

問題はここです。

成功の舞台裏まできちんと想定しないといけない。

というのも、こういう「手段」は面白いんですよね。

そしてわかりやすい。

「あそこがうまくやっている!じゃあ自分たちも!!」と飛びつきやすいのが特徴です。

下心に、「楽に」「簡単に」なんて気持ちも決してないとは言えないんじゃないかなって思うくらいには、飛びつきたくなってしまいます。

構造的に似たところだとSNSがありますね。

これもあくまでも手段であり、商品やサービスの良さが前提であるはずなのですが、どうにも手段に飛びつかれる。

Twitterガチるの名のもとに。

それなりに伸びるんでしょうけど、それだけっていう例もよく目にします。

ま、私のような弱小アカウントだと負け惜しみ扱いになってしまいますけれど。

話がそれましたが、コミュニティもそうで、まずお客さんに提供する商品・サービスがある。

市場を決め、ターゲティングをし、ポジショニングを決め、自分たちのリソース、強み弱み、機会を想定する。

そしてコンセプトを決めて提供価値を磨いていく。

こういう上流の設計を経て、いよいよ接点となるチャネルは何が最適か?を考え、彼らは結果としてコミュニティだったというお話。

これがSNSっていう場合だって当然あるでしょう。

つまり、上流の設計を無視して、いくら下流に飛びついても溺れるだろうなと感じたのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

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2017年前まで大企業で人事・総務、営業を経験、その後、WEBマーケティングのコンサル会社に転職。現在に至る。 会社やクライアントにコントロールされている感覚が抜けず、すべてに受け身な状態になってしまっていました。そんなときにコーチングに出会い、自分の人生を自分でコントロールし、自分株式会社の経営者として人生戦略・キャリア戦略をもつことが大事だと築き、自らを変え、コーチングによるサポートも行っています。 「会社員だから」「フリーランスだから」ではなく、自分が納得できるキャリアや人生を描くサポートをしていきます。 これからは、ビジネスマン・アスリートをコーチングでサポートしながら、学校教育にもコーチングを拡げ、変化の激しい時代を力強く進んでいくためのコンパスを子どもたちに提供してきたいと考えています。