20211122 EC関連ニュースクリップ備忘録

見落としていた記事も含めて今日、読んでいて勉強になった記事をいくつか。

ニュースだけだと、どうしても一面を切り取ったことしかわからないけれど、これらの事例をいかに立体的に解釈し、自分の仕事に落とし込んでいけるかが大事だと思う。

ということで、毎日はちょっとできないと思うけど、定期的にポストしていきたい。

EC

もらって嬉しいお歳暮、「飲食物」が約7割で1位…カタログギフトも好評
https://www.tsuhannews.jp/shopblogs/detail/67874

お歳暮って、そもそもどれくらいの年齢層の人がやるんだろうか…という疑問もあるけども、モール見てると一定のニーズはまだまだある。

お客さん側からすると、やっぱり「贈られる側がどう思うか」が判断基準の多くを占めるのは間違いなさそう。

つまり、事業者側は購入するお客さんが贈る人の笑顔をどこまで想像し、商品作りから訴求まで組み立てられるかで勝負は分かれるのかも。

カタログギフトが簡単でいいのは、結局、相手のことを、贈る側もよく知らないからってことに尽きるのだろうけども…

そう考えると、形だけの付き合いに贈り物をすることに、どれほどの意味があるのだろう?と思わなくもないけれど。

・知名度ゼロのフェイスマスク「LuLuLun(ルルルン)」が全国ブランドに育った軌跡&自社EC強化施策の事例を解説 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/9224

前職でも頻繁に目にすることになったルルルン。

まずネーミングが覚えやすいなーって思います。

名前だけだと何の商品かはわからないけど、もはや認知は獲得したよなー。

ルルルンと言えばフェイスマスク、っていうブランドが顧客の頭の中に出来上がっている感じ。

で、この記事だと主にフロントの話がされているけれど、商品そのもののクオリティが高いことは大前提なのよね。

・【食品・飲料】EC/D2C企業のUGC活用事例7選!参考にしたいアイデアまとめ
https://smmlab.jp/article/casestudy-ugc-food-beverage/

SNSっていうか、主にはInstagramとの相性ではあるまいか。

食品は、自分でもInstagramにアップするし、基本的に接点も多いからやりやすい。

「映え」とかなり意識したパッケージになっている商品もこのところ多いのは、SNSの広告効果を狙ってのこともあるんでしょうね。

食欲×承認欲求の本能を勝ち取れると、UGC生成にも繋がっていくんだと思う。

食欲はわかりやすい本能ではあるけど、最近は掛け算でもあるのが難しいところなんだよなーと感じる。

ビールは自分も好きで、クラフトビールは見つければたいてい飲むのだけど、それが「なぜか」を顕在的に言語化しているか、と言われればしていない。

何を得たくてクラフトビールを選ぶのか。

この当たり、顧客心理の、特に潜在的な部分をうまく当てられるようになっていきたい。

SEO

・ディスクリプションとは? SEO施策における書き方・CTR改善のための修正法!
https://mieru-ca.com/blog/description/

いっつもいっつも、適当にしてますすみません案件…

基本的にはちゃんと書いたほうがいいのだろうなー。きっと。

・Googleにインデックスされないのは品質の水準が以前よりも厳しくなったためか?
https://www.suzukikenichi.com/blog/has-google-raised-the-bar-for-indexing/

疑いたくはなってしまいますが、Google先生のせいではありませんと…

「Google が品質に求める水準が以前よりも高くなっていると想定してサイトを運営する必要があります。」

これに尽きるのだろうと思う。

そして、Googleのほうばっかり観てないで、お客さんのほうをちゃんと観ようね、ってことでもあるのでしょうね。

・ECサイトでSEO対策は必要?集客につなげるためのポイント|ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/10379

広告


・10年教えてわかった、なぜコンバージョンしてるのに売上に繋がらないのか
https://www.kwm.co.jp/blog/reasons-of-low-contract-rate-of-ads/

せっかく広告費を投じるのなら、目的と広告クリエイティブが合っているのかはきっちりチェックしないとまずそう。

ECの場合は、明確に売上を立てることだけども、広告のコピーと商品の紹介に乖離があるパターンはだいたい売れないケースが多いと思う。

なので、受け皿になるページ側がしっかりとしていることも必須条件と言えると思う。

・検索広告 よくある質問・お悩みポイント解決方法
https://ads-promo.yahoo.co.jp/online/ysa_faq.html

Yahoo!ショッピング出店者は要確認と思う。

個人的にはロジックツリーでの分解は分析が苦手な人ほど役に立つのでは。

どこをみて、どう考えて、どんな対策案があるのかまですっきり分かるので。

とはいえ、「どんな人が、どういう理由で買っているのか」を、独りよがりな自己都合解釈をいかに排除して理解できているかが重要であることは不変だと思う。

仕事論

・必要な仕事ってなんなんだ論――Metro Ad Creative Award 2021 リレーコラム | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議
https://www.advertimes.com/20211117/article368436/

こういう仕事論的なコラムを読むと毎回のように思うのが、「だれにとって」の視点。

「必要」であると提供者側が思いたいだけのケースは少なくない数あって、誰にとって必要なのか、相手の視点が欠けているように感じる。

だれが困っているのか。誰が願っているのか。誰に貢献したいのか。

「自分たちは必要なんだ!」と声高に叫んでも、受け取る側がそう思っていなければ、それはむなしく響くだけ。

もちろん、これは自分のこととして考える必要があることで、必要な仕事がそこにあるのではなく、誰にとって必要な仕事なのか。

それがいないのだとしたら、それは必要じゃない、ってことなんじゃないか。

組織論

・自社の組織文化に愛着を持つ経営者は7割、一般社員は?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2111/21/news017.html

「組織文化」の解釈にも経営者・管理職・一般社員で乖離があるような気もする。

組織文化が重要か云々の前に、同じ組織文化を共有できているのかと。

ここがズレてたら、話がかみ合わないし。

こういうすり合わせができる・できないも組織文化と言えるのかもしれないけれど。

まとめ

こうして書いてみると、自分のアンテナの立て方によって、目に留まるニュースがどんなものなのかも変わってきますね。

今だと「ユーザーインサイト」が自分の中ではキーワードになっているので、その視点で記事を探しているし、読みもする。

考察の浅さは成長課題として、ちょっとでもクライアントさんに還元できることを増やしていきたい。

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ABOUTこの記事をかいた人

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2017年前まで大企業で人事・総務、営業を経験、その後、WEBマーケティングのコンサル会社に転職。現在に至る。 会社やクライアントにコントロールされている感覚が抜けず、すべてに受け身な状態になってしまっていました。そんなときにコーチングに出会い、自分の人生を自分でコントロールし、自分株式会社の経営者として人生戦略・キャリア戦略をもつことが大事だと築き、自らを変え、コーチングによるサポートも行っています。 「会社員だから」「フリーランスだから」ではなく、自分が納得できるキャリアや人生を描くサポートをしていきます。 これからは、ビジネスマン・アスリートをコーチングでサポートしながら、学校教育にもコーチングを拡げ、変化の激しい時代を力強く進んでいくためのコンパスを子どもたちに提供してきたいと考えています。