自分の目標を達成することばかり考えていないか

ここ最近、サッカー選手や監督んどの本をむさぼり読んでいます。

もちろん、このブログでエッセンスをまとめて発信していくことも一つの目的なので、それは一冊ずつしっかりやっていく所存でございます。

推薦図書や取り上げて欲しい図書がありましたらこちらまでご連絡くださいませ。

自伝のような本を読んでいると、選手がどういう目標を掲げて今に至るのか、というのが見えてくるので、特に少年少女には読んでもらいたいなと思う一方で目標設定に関しては大事な視点が語られていないなと思うこともあります。

個人目標が語られることがほとんど

サッカーというスポーツはチームスポーツだけれども、目標の考え方についてはどこか個人商店的な考え方が定着していると思っていまして、

「得点王になる」
「今シーズン○○点以上とる」
「どこどこのチームに移籍して活躍する」
「年俸○億円選手になる」

というように、「個人の記録や評価」のところに置かれることが多い。非常に多い。

これはこれで一つの目標だし、モチベーションになるので意味はあります。有名どころでは本田選手が「ACミランで活躍する」って幼少時代に書いて実現させてますよね。

ですが、ことさらにこういう大きなところが注目を集めてしまって、その周辺で起きていたこととかが「どうでもいい」とまでは言いませんが、あまり語られません。

忘れてはならない大前提

が、多くの場合、こういった大きな個人目標にフォーカスが当たるため、サッカーが本質的にはチームスポーツであることが抜けおちてしまうことがしばしば。

とにかく自分のスキルを上げさえすればいいということで、自分だけでそれが可能だと思い込んでしまったりするケースも散見されます。

しかしながら、サッカーは大前提として11vs11+審判のチームスポーツです。

もっというと、控え選手や監督、そして応援してくれる人たちまで含む集団あってのもの。

その中にあって、目標が個人として活躍することだけ、で果たしてよいものかどうかは考え物です。

 チーム戦術における位置づけ

例えば、同じポジションを争うA選手とB選手がいたとします。

A選手は足元の技術はチームでも随一で、個人としてのスキルはチームでもエースクラスです。

一方でB選手は下手ではないけども、特別上手いというわけでもない。

ここまでの情報であれば、スタメンに選ばれるのはA選手だと思いますよね。

ですが、ここで選ばれるのはB選手としたら、どんな要因が考えられるでしょうか。

実は、A選手はスキルが高いあまり、セルフィッシュなプレーに走ることが散見され、監督の要求にも答えずにやりたいプレーをやってしまう傾向が強い。

一方でB選手はチームの戦術を理解している頭の良さがあり、求められているタスクをこなし、そのうえで+アルファのプレーを出そうとする傾向があるのです。

そうなると、監督としてもチームとしてもB選手を起用したほうが「チームとして勝利できる」と考えられている。

個人として活躍することばかりに目が行ってしまい、「チームとして勝利する」というサッカーの大原則を忘れてしまうと結局自分自身の活躍の場を失ってしまうことにもなりかねない。

もちろん、監督のイエスマンになれということではありません。

ですが、疑問に思うことは試合に入るまえにしっかりと議論し詰めておく必要があって、ひとたび試合になれば監督の要求に答えるプレーは最低限できなければならないでしょう。

ですから、目標設定をするときにもチームコンセプトを理解しながらその中で自分の目標をいかに達成するのか?ということを考える必要があるということです。

チームに貢献できる選手はどんな選手か

とはいえ、これは一朝一夕にできることではないかも知れません。

なので、ここはひとつ視点を変えて、「チームに貢献できる選手はどんな選手か?」と考えてみるんです。

自分のパフォーマンスを最大限発揮することがチームに貢献することだ!となってしまうかも知れませんが、最大限発揮するためには「あなたは仲間が活躍するためにはどんなプレーが必要になるでしょうか

何度も言いますがサッカーはチームスポーツ。

11人のパフォーマンスの掛け合わせがでかいほうが勝てます。

なので、あなたが10出しても味方が0だとチームとしての力は0なわけです。

仲間を生かしながら自分が生かされるには、どんな選手になる必要があるか。

個人的に達成したい目標はまず脇において考えることで、いつの間にか達成できることもあるものです。

なにより、チームのために動いてくれるあなたをチームメイトや監督も応援してくれるようになりますからね。

仲間の存在があることが、サッカーの魅力の一つ。

目標設定をするときに、その視点を忘れてはならないのです。

まとめ

ものすごく端的にいうと、「自分の目標を達成したかったら、仲間やチームの目標を達成させてあげることをまず考える」というのが今回の話の趣旨です。

自分の目標を達成することも目指しながら、というより、両輪で回していくイメージです。

なので、自分の目標を一つ立てたら、その対極にチームや仲間の目標を達成させてあげるという目標をもう一個立てておく、ということ。

こうしておくことで、自分じぶんとならず、むしろ仲間に応援されながら楽しくサッカーもできるし目標を達成できる可能性を高めることができるでしょう。

ぜひ考えてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

カメダ ナオト

2017年前まで大企業で人事・総務、営業を経験、その後、WEBマーケティングのコンサル会社に転職。現在に至る。 会社やクライアントにコントロールされている感覚が抜けず、すべてに受け身な状態になってしまっていました。そんなときにコーチングに出会い、自分の人生を自分でコントロールし、自分株式会社の経営者として人生戦略・キャリア戦略をもつことが大事だと築き、自らを変え、コーチングによるサポートも行っています。 「会社員だから」「フリーランスだから」ではなく、自分が納得できるキャリアや人生を描くサポートをしていきます。 これからは、ビジネスマン・アスリートをコーチングでサポートしながら、学校教育にもコーチングを拡げ、変化の激しい時代を力強く進んでいくためのコンパスを子どもたちに提供してきたいと考えています。