なでしこJAPANのリオ五輪出場の可能性が断たれてしまいました。
「結果」に執着するあまり、彼女たちがあげてきた功績が「過去の栄光」呼ばわりされ、まるで価値がないものとして扱われかねないなと少々危惧しております。
別に胡坐をかいたわけでもないでしょうし、アジアから2チームしか枠がないのであれば起こりうることです。
この大会の総括は最後の北朝鮮戦になされるでしょうから、メンタル・スキル・環境など色々な課題を一緒くたにせずに切り分けて解決を図っていって欲しいものです。
増えるタスクとなくなる時間
さて、昨日こんな記事を書きました。
なにか目標を立てて邁進していくとき、とかくタスクは増える傾向にあります。
今の自分からの「変化」を促していくわけですから、今までやってなかったことを加えていく、という考え方に至るのは至極自然な流れだと思います。
ですが、人に与えられているのは平等に24時間ですから、加えれば加えていくほど色々と窮屈になるし、物理的に取り組めない!なんてことも起こりえます。
で、最悪、「やりたくてもできない俺って…orz」みたいなことにもなりかねないです。
これだと本末転倒ですよね。
引き算思考でタスクを減らす
そんなことを防ぐために、まずタスクとしてあげていくといいのが「何をやらないのか、やめるのか」を決めること。
最低でも3つ。
コーチングのセッションで行動フェーズに入っていくときに必ず聞きます。
目標も複数ある場合があると思いますが、そのいずれもに属さない自分の行動からやめることを出していく。
・テレビをみない
・ネットサーフィンをやめる
・タバコの時間を減らす(←そもそもアスリートでやっている人少ないと思いますが)
・付き合いだけの外食をやめる
などなど、リストアップしていけば色々と見つかるはずです。
人は、無意識に「まあなくてもいいだろ」と思えるようなことをやっているものですw
目標もありすぎるとタスクオーバーになりますから、優先順位を決めて両立がきかないようであればタスクから落とすことを検討してもいいと思いますね。
これで、他のことを突っ込める時間を作りだすんです。
やればいいというものでもない
今回は目標設定のくだりで「引き算」の考え方を導入しましたけども、これはトレーニングの強度調整や内容、食べるものとかでも言えることだと思っています。
食べればいいというものではないし、やればいいというものでもない。
知識を得るべきことは得るなりして、自分の生活から引くものは引くという風にすることで、少しずつ自分自身に変化がもたらされるものだと思います。
特に食べ物なんてそうですよね。
ダイエットとかやろうと思ったら、運動するより食事かえるほうが早かったりしますから(経験談)
「ジョコビッチの食事」という本で彼は小麦をやめたら身体のキレが増したと書いてます。
こういうことは専門の知識が必要だったりしますが、考え方としては「引き算」です。
まとめ
目標を決める算段では「止めることを決める」という内容で「引き算思考」について話をしました。
自分の生活を省みて、目標に必要ないことを止めることも、逆説的ですが「前進」になるということですね。
長年の習慣になっちゃってることもあるでしょうし、最初は中々うまくいかないかも知れませんが、そんなときは「自分が目指しているのはどこなのか?」を今一度思い出して取り組んでいくことをお勧めします。
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