井の中の蛙は大海を知ってから「本気度」を問われる

こんにちは。アスリートメンタルコーチのカメダです。

先週の木曜日に牡蠣にあたったと思われる胃腸炎を発症し、さらにそれが原因と思われる頭痛が4日間続くという地獄を見ておりました。

普段病院に行かないぼくも、今回ばかりは「おかしい」ということでさすがに病院に行ったのですが、頭痛の原因ははっきりとはわからず、上記の「ウイルス性胃腸炎由来のすっごい軽い髄膜炎かもね。時間が解決してくれるから」くらいの診断でした。

CT取って、医療費けっこうな金額してこの診断とはこれいかに…と思わなくもないのですが、脳の中は綺麗そのものだったのでとりあえず安心しました。

アスリートの皆様は当然身体が資本どころではありませんから、お気をつけください。

さて、本題ですが、ちょっと今回は自己紹介がてら私の過去のお話を。

井の中の蛙は大海を見に行きたくなる…

ぼくが中学生時代の話です。

ずっとサッカーをやっていた僕は小学校3年生からゴールキーパー一筋でやってきました。

背は低かったのですが、それを補うために反応とパワーを鍛えたこともあって、地元の学校が所属する地区の先生方には定評をいただいていたんです。

中学生なんて、そういう話が耳に入っただけで浮かれてしまうもので、ぼくも結構その気になってたんですね。(あー恥ずかしい…)

そして、小学校のころから「Jリーガー」が将来の夢だった僕は、高校入試前に地元の強豪「柏レイソルU18」のGKセレクションの情報を聞きつけて、「受けられないと受験に集中できない」とかなんとか理由をつけて受けさせてもらいました。

自信、あったんです。

しかし、それが大きな間違いであることを僕は知ることとなります。

右も左も猛者ばかり

セレクション当日、意気揚々と聖地 日立台に降り立った私。

当然、1次試験はパスするつもりでいます。

しかし、のっけから不安に襲われます。

準備してる段階で、自分より小さい人が「ほぼいない」のです。

中学3年のぼくは170cmなかったはずですからそれも当然といえば当然かも知れません。

ぼくは、GKとしては圧倒的に小さい。

今まで周りにでかい人はいたけど軒並み、失礼ですが、ぼくより上手な人に出会ったことがなかったので「まあ、これくらいは当然か」と思いつつも内心は不安になるわけです。

そしてその後、身体能力やら色々と測っていく段階で不安は現実と化してくるのですが、決定的だったのはシュートストップのところでした。

まあ、試験官のコーチが蹴ってくるボールがひたすら重く(それでも加減してたと思う)、僕にとっては「何とか止められるレベル」だったのに対し、ある選手は「あ、これは入る」と思ったボールを横っ飛びしてなんとキャッチしたんですね。

当時の僕には止められないシュートでした。まず間違いなく。

そんなこんなで失意のうちにセレクションは終了。

当然、ぼくは「落選」でした。

軒並み、僕をはるかに凌ぐ猛者がそこに集っていて、「柏という地域にしてこれか…日本になったらどうなるんだ…」という現実は、中学生の僕にはかなりの絶望でした。

プロをあきらめる

ぼくがヘタレだったのはそこでプロになることをあきらめたことにあります。

自分の甘さも下手さも全部認識し、絶望したぼくは早々に切り替えて県内の普通の高校に行きました。

サッカー強豪校とはとてもいえない高校です。

しかし、サッカーは好きだったんですね。部活には入って、それはそのときの「本気度」をもってIHや選手権を目指しました。

千葉県でBEST16まで行けたのは、母校の歴代記録です。(たぶん今も)

それはそれでがんばってはいたんです。

でも、自慢できるのはそれくらいのもので、あとはどこにでもいる「サッカーをやっている高校生」でした。

あのときの本気度の度合いはどんなもんか?

「プロになれなかった」という現実はどう転んでも変わらなかったでしょう。

ただ、問題はそのプロセスです。

「コーチング」を学んでからというもの、あのときの自分の本気度には疑問しか残ってません。

・プロになるほどのトレーニングをしたのか
・自分に足りないところを補うだけの努力はしたのか
・食べ物に気は使ったのか

・GKコーチがいないことを言い訳にしてなかったか
・コーチがいないなら探したのか
・クリニックには行くとかできたのでは

などなど、思い返せば当時の「本気度」は本当にプロを目指す選手のそれではなかった。

結果が出なかったとしても、プロセスから人は学ぶことができるし、コーチングはむしろそこからの気づきや学びにフォーカスします。

ぼくは、おそらく学び漏れたことがいっぱいあるはずです。

当時の僕にコーチするしたら、全力で問いたい。

「本気ですか?」

編集後記

僕がアスリートにコーチングを提供したいと考えたそもそもの根底にはこのときの「後悔」があります。

挫折することや、結果が出なかったことが問題なのではありません。

そのときの取り組みから、もっと価値のある何か、人生において重要な何かを学びとるチャンスを逸したことが最大の後悔であり、問題なのです。

今になって、そのことから「本気度を問わないとどうなるか?」を学びとっているのは実に皮肉なこと。

いま、現役で活躍しているアスリートやその卵のかたがたには、そんな後悔を絶対にして欲しくない。

だからこそ、できるサポートというものがあるのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

カメダ ナオト

2017年前まで大企業で人事・総務、営業を経験、その後、WEBマーケティングのコンサル会社に転職。現在に至る。 会社やクライアントにコントロールされている感覚が抜けず、すべてに受け身な状態になってしまっていました。そんなときにコーチングに出会い、自分の人生を自分でコントロールし、自分株式会社の経営者として人生戦略・キャリア戦略をもつことが大事だと築き、自らを変え、コーチングによるサポートも行っています。 「会社員だから」「フリーランスだから」ではなく、自分が納得できるキャリアや人生を描くサポートをしていきます。 これからは、ビジネスマン・アスリートをコーチングでサポートしながら、学校教育にもコーチングを拡げ、変化の激しい時代を力強く進んでいくためのコンパスを子どもたちに提供してきたいと考えています。