「話を聴く」ってどういうことなんだろう

こんにちは、TCS認定コーチの亀田(@NK_trustcoach)です。

コーチングをやっていると、かなりの確率でクライアントの話を聴くことが求められます。

もはや義務と言ってもいい。

僕は沈黙の瞬間がまるで辛くないタイプなので、かなり長く相手の言葉を待つこともあります。

これに関しては、コーチの考え方やスタンスにもよるので良し悪しではないし、言葉を促すために言葉が必要なことだってあると思うので、タイミングが大事なのだと思います。

ただ、じゃあ黙っているからと言って、相手の話を聴けているのか?というとまた別の話なんだなと実感しています。

聴くというのは、かくも難しいのかと…

 

相手の話を聴く。

これは、相手の発した言葉を一言一句たがわずに再生することではないでしょうし、仮に再生できたとしても、相手が「聴いてもらった」と感じるかというと必ずしもそうなるとは限りません。

つまり、聴くというのは、覚えるということではないということ。

いや、もちろん、覚える要素もあるのだと思いますが、決して言葉の「面」を覚えるとか捉えるとかではなく、相手がどういうことを言っているのか、何を大切にしているのか、丁寧に理解するということだと思うのです。

そこに、こちらの勝手な解釈を交えることなく。

だけど、この「解釈を交えない」というのが本当に難しい。

 

例えばAmazonのレビュー。

「解釈が異なる」と言えば聞こえはいいし、実際に人によって価値観も違うから捉え方は変わるでしょう。

でも、です。

仮にこちらがある文章に対して、自分の価値観で捉え、解釈して気づきを得たとしても、それが必ずしも筆者の言いたかったことでないことは多いのではないでしょうか。

むしろ「そんなこと筆者は言ってないよね?」ということすらあるほどです。

本なんて、好きな読み方をすればいいのかもしれないけれど、おそらく、リアルのコミュニケーションになったときにこの筆者と読者は話がかみ合わないと思います。

読者側に、筆者の言葉を聴く気がないと言えるからです。「自分の」学びになることを探そうとはしていても。

結局、僕たちはどこか、読みたいように読み、聴きたいように聴いてしまう。

そこに、書き手、話し手の言いたかったことがあるんだろうか?と言えば、結構雑に扱われがちな気がするのです。

 

これが、コーチングの場では命取りになるよな、と思うわけです。

なにせ、クライアントの言葉を聴くことが求められているのであって、こちらの解釈や気づきなんてお呼びじゃない。

100%クライアントのための時間をつくるというのは、100%クライアントの言葉を聴くということ。

だからこそ、普段から読みたいように読んでいたり、聴きたいように聴くのではなく、まず「相手が何言ってるのか」を丁寧に捉えることが大事だし、難易度が高いからこそ訓練が必要だと思います。

そうなって初めて、クライアントは「聴いてもらった」という感覚を覚えるんじゃないかなーと。

つまり、話を丁寧に聴くというのは、相手の言葉を大切にするということと同義であり、聴きたいように聴くのは、相手の言葉を雑に扱っているともいえるんじゃないか、ということです。

 

コミュニケーションのあり方が、もし相手の話を聴くことから始まるのだとすれば、多くの場合、コミュニケーションにすらなってないのかもしれない。

それくらいの危機感と注意力を、僕らコーチは持っているくらいでちょうどいいのかもしれないと思っています。

 

P・S

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ABOUTこの記事をかいた人

カメダ ナオト

2017年前まで大企業で人事・総務、営業を経験、その後、WEBマーケティングのコンサル会社に転職。現在に至る。 会社やクライアントにコントロールされている感覚が抜けず、すべてに受け身な状態になってしまっていました。そんなときにコーチングに出会い、自分の人生を自分でコントロールし、自分株式会社の経営者として人生戦略・キャリア戦略をもつことが大事だと築き、自らを変え、コーチングによるサポートも行っています。 「会社員だから」「フリーランスだから」ではなく、自分が納得できるキャリアや人生を描くサポートをしていきます。 これからは、ビジネスマン・アスリートをコーチングでサポートしながら、学校教育にもコーチングを拡げ、変化の激しい時代を力強く進んでいくためのコンパスを子どもたちに提供してきたいと考えています。